音楽漬けの日曜日

昨日のどしゃぶりはどこへやら、これでもか、という位の太陽光線。いつものように寝坊して、バタバタして出発し国分寺T'Sへ。15:00からのセッションホスト、ギタリスト塩本彰さんによるボーカルレクチャーを受講。先日初めてお会いしただけなのに「無料レクチャーをやるからおいで!」というメールをいただき、いざ国分寺へ。先日のセッションでお会いしたあっこさん、黒人のような風貌と声質を持つ噂のくにくにさん、他合計5人で塩本さんを囲む。

まずはリズムの捉え方。you're my snshineをスローでアップで歌ってみる。ジャズボーカルの面白さ、かっこよさはリズムの作り方、それによって生まれるスペースのとり方にあるんだなあ。まずはどんな曲も歌詞とリズムだけで(ラップで)歌えるようになることが必要。これはピアノがなくてもできる。お風呂のなかでも歩きながらでも。
次にコードの捉え方。イパネマをまずは自分のキーで。次に塩本さんの出したキーにすぐ応える・・・って応えられない。イパネマの最初の音はコードに対して二度の音から始まる。それがどんなキーでも次の拍に捕らえられないとダメと言われた・・・。いろんなコード展開で弾かれるので、まずコードをとらえるので精一杯。それに対して2度で歌うってかなり難しいぞ。新しい練習方法を学びました。

1時間のレクチャーはあっという間。塩本さんからのプレゼントCD「singers」をいただき、T'Sを後にする。塩本さん、ありがとうございました!T'Sのセッションも魅力的だが、今日は16:00からgateoneレッスンがあるので中央線から東西線を乗り継ぎ高田馬場へ。

今日のgateoneレッスンはkaluaの後輩まさみが見学に。コーヒー牛乳とシュークリームをいただき、一緒に発声練習。低音の音階、スタッカートで息を吐く「a」ではなく「ha」で息を出すことだけを考えて・・・。腹筋を使おうとか、大きい声をだそうとか考えずに頭の中を「ha」だけ考えてスタッカート、スタッカート、スタッカート!前の腹筋だけじゃなく、腰周りの筋肉が痛くなる。発声のときに腰の方が痛くなる体の使い方は正しいそう。
体がほぐれて、声が伸びてきたところで、曲の練習。今日は最近歌い始めたBUT NOT FOR MEを。信二さんのギターで何回も歌うがうまくSWINGできない。「ここで遅れる」と言われた箇所、実は音が完璧に取れていないところでした・・・。セッションでごまかして歌うことはできたけど、信二さんとDUOでやるとぜーんぶ丸裸。できないところがあらわになる。ふい〜。何度も何度も繰り返せど、空回り。まだメロディもコードも歌詞も完全に体に入っていないからだ。体に入っている歌なら歌えば歌うほどどんどん楽しくなるもの。ドツボにはまったのでBUT NOT FOR MEはペンディングして同じSWINGで歌いなれているものALMOST LIKE BEING LOVEを。でもなんだかSWINGしない。体の芯、子宮からリズムを生み出さなくては音楽は作れない。なんだろう、なんでできないんだろう・・・。つづく。