オーディション(「ガラスの仮面」ネタあり)

オーディションを二つ受けた。最近の目標である「自分をさらけ出して歌うこと」ができてきたような気がする。

学生の頃なんか、「たみちゃんの歌って、感情垂れ流しって感じだよね。あ、褒めてんだよ。」といやみを言われるくらいだったのに、年をとって?多少経験値が増えて、うまく形作る技術みたいなものを身に着けると、だんだん取り繕うような歌になってしまっていたんです。はい。

名古屋からきたというボーカリスト(可愛い女の子)に「声が素直で音楽、ジャズを楽しんでいるのが全身から伝わってきました。今日の歌の中で一番好きです。」と。嬉しかった・・・。別にオーディション受からなくてもいいや〜。「歌が好きです」って言われるのは本当に嬉しいな〜(しみじみ)。

さて一つ目のオーディションは合格。二つ目の結果発表は後日。オーディションを受けるときに浮かべる成功イメージ、それは「ガラスの仮面」の「二人の王女」のオーディションのシーン。「審査員も目の前の観客の一人。楽しませるべし」という気概をもって望むマヤ。この気構えは大事です。「オーディションだからうまくやろう」とすると大抵失敗します。うまくやろうという作為、気に入ってもらおうという下心、そういう邪な気持ちはすべて歌に出てしまうんですね〜。今日は素直な気持ちが歌に出たということで、○(自分的に)。