祝誕生日快楽!〜チャリティー中国語会話その後〜

昨年、会社で所属する部のボランティア活動として行ったチャリティ中国語会話講座。講座は三回で終了しましたが、そのときに集まった寄付金(受講料)で、中国馬山郡のMENGちゃんという小学四年生の女の子を支援しています。MENGちゃんのお誕生日が4/12だそうで、講師、受講生の有志でバースデーカードを書きました。
支援はNPO法人ワールドビジョンジャパンを通して行っているのですが、こちらののNPOは支援体制が充実しており、今回もMENGちゃんの写真と近況報告、どんな支援を行っているか具体的に書かれた冊子と一緒にバースデーカード・キット(我々の写真を貼る欄やイラストが書いてあるカードとシール)が送られてきました。これまで何らかの形で寄付をしたことはありますが、このように自分たち寄付活動に対して、それがどのように使われているのか、役立っているのか、が目に見えることはとても重要だと思います。
先日、とあるミュージシャンにボランティアの話をした時のこと「僕は寄付というものを一切信用していないんだ。どんな風に使われているか解らないから。」を思い出しました。このボランティアをまとめてくださった社員の方に聞いたところ、日本で一番寄付が集まっている某団体で実際に使用されているお金は、なんと集まったお金の一割だそう。その他9割は基金として蓄えられているそうですが、実際に使われないのならば寄付する意味がない・・・と思ってしまっても仕方ないですよね。他にも世界でもっとも大きな団体の一つに寄付した方の話「一度寄付したら、薄い会報と一緒に毎年振り込み用紙が送られてくる。会報には途上国の子どもたちの写真などがあるが、報告がざっくり過ぎてよくわからない」・・・同意です。
今回のように寄付先の状況が具体的にわかり、コミュニケーション(実際に訪問することもできるそう)がとれるのは、自分たちの活動に対して実感と誇りが持てる。そしてお互いの顔が見えることで、援助を受けた側も、援助をする側も幸せが大きくなります。そんなWIN-WIN(使い古されたビジネス用語ですが)の関係が持てる団体を選ぶことが大事だなと思いました。
蒙、祝誕生日快楽!