一週間遅れの母の日

velas2007-05-21

昨日は、母親の所属する合唱団「ラ・プリマベーラ」の25周年記念発表会があり、叔母2人と一緒に晴れ姿を見守りにいってきました。この合唱団はもともとは「青梅第一小学校ママさんコーラス」という団体で、私が青梅第一小学校に入学した年に発足しました。指導者は私の日記にたびたび登場する私の音楽の礎を築いてくださったH先生。25年間も同じ団体を面倒見てくださっているとは、本当に脱帽ものです。卒業アルバムに書いてくださった「継続は力なり」という言葉を見事に体現してくださってます。発足当初は小学生の「ママ」だった方々もいまやもう「グランマ」、だって四半世紀ですからね・・・。


合唱のレベルとしては正直たいしたことはないと思うのですが、選曲や曲順がよく、ちゃんと90分のステージがまとまっていたと思います。単独コンサートは初めてということで、とにかく一生懸命だったようで、それが十分伝わるステージでした。肉親としては、なんだか気恥ずかしいというか、お越しくださったお客様に「わざわざ来て下ってありがとうございます」という気持ちで一杯なのですが、きっと両親も私のステージで同じ思いをしているのでしょうねえ(苦笑)。


音楽的に一番よかったな、と思うのは、一生懸命取り組んだ曲ではなく、25年間ずーっと歌っていた、というアンコールの「ねえ、ママ」という歌でした。どの「ママ」も晴れやかな、暖かい笑顔でした。歌って、やっぱりこうでなきゃ。その人が投影される歌はどんな歌でも心を打ちます。そう、「歌うべき歌」を歌おう。


ねえママ
               宮城五鈴 作詞    
               インドネシア民謡


わたしの かわいい子   とび色の肌色の
どこを見つめてるの  つぶらな瞳こらし
ねえママ わたしのゆめを
ねえママ わたしのゆめを
ねえママ わたしのゆめを
どうぞ かなえてください


わたしの やさしい子  とび色の肌色の
あなたのお願いは  どんなことなのかしら
ねえママ ふたりのゆめを
ねえママ ふたりのゆめを
ねえママ ふたりのゆめを
どうぞ かなえてください


この歌は私が子供の頃から母親が家で練習で歌っていてよく聴いていたのですが、自分が母親になってもおかしくない年齢になり、改めて聴くといろんな思いがこみ上げてやはり涙腺が緩みます。

一週間遅れの母の日も兼ね、本人からの強いリクエストによりプリザーブドフラワーをプレゼントしました。25周年、おめでとうございます!