10/26fri 永福町 本應寺&栖岸院 うさとの服ファッションショー

with 水野俊介Bs&produce 福島久雄Gt 甲斐カオン笛 甲斐いつろうper
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2年前、モデルとして出演させていただいた「うさとの服」のファッションショーにミュージシャンとして出演しました。「うさとの服」とは簡単にいうと、オーガニックの素材(タイで製作。現地の人々の自立支援を促している)でできた服。体に優しい、地球に優しい素材を使っており、着ていると優しい気持ちになれます。変わったデザインなので、自由業の方にオススメ。(会社には着ていけない・・・)ちなみに私はパジャマを愛用しています。ちょっとお高いのですが、洗えば洗うほど、くたくたになって気持ちいいので、もう3年くらい着ています。


ファッションショーは演出家(花柳流の先生)がいて、毎回テーマがあり、音楽とシナリオにそって演技をしながら、和舞踊をベースにウォーキングします。今回は満月にあわせて栖岸院(浄土宗のお寺)外庭で行う予定でしたが、あいにくの雨でお寺本堂で演奏を行いました。私も歌を歌わない箇所で、モデルウォーキング。雨のためゲネプロができず、ぶっつけ本番だったので、ほとんどアドリブで動きました。これが何より緊張でした・・・。


楽器を再セッティングしたのが非常にヘビーだったのですが、神聖な仏像の隣で歌うという、なかなか出来ない経験をしました。ベーシストの水野さん以外は初共演でしたが、皆さん暖かいお人柄でうさとのショーに相応しく暖かく優しい音になったと思います。受付で「歌の方のCDないんですか?」と聴かれたという嬉しい報告があり、疲れが吹き飛びました。しかし、CDはおろか、フライヤーも作っていかなかった私・・・。もっと積極的に広報活動しないといかんです、はい・・・。


また、今回栖岸院で浄土宗の「念仏」を初体験し、少し精神的にデトックスができました。念仏を10分近く?大勢で唱えると、倍音が聞こえてきて、気持ちが良くなり、精神が浮遊します。多分これが無心になる第一歩なのかもしれない。ショーが終わって、オーガニック素材を使った美味しいお料理をいただきながら、funkyな上人さん、美女の尼さんとお酒を酌み交わし、仏教に対する考えが少し変わりました。煮詰まったとき、精神的に疲れたときなど、また訪れたいなと思います。