Sing in/Sing out

3月になりましたね。
(花粉症の)薬をやめたおかげで、気持ちも上向き、最終リハーサルも終わり、曲のイメージを膨らませるイメトレ中。自分の中でなんとなく喪失感があってしばらく積極的に歌を歌う気持ちになれなかったのですが、今は歌が歌いたくてしかたありません。


自分自身の歌に関して、押し出しが弱い&声が前にでないことが、ずーっと悩みだったのですが、考え方を変えました。「sing out」外に大きく歌おうとしないので、「sing in」自分の内に響かせることに気持ちをおく。私らしい、自分の好きな声が聞こえてきて、自然に声が鳴ってきたように思います。


でも、声の調子が良いときほど要注意。音楽の中で歌い過ぎるのは野暮です。歌はそれ自体で最初から自己主張してるわけですから。響きを大切にして、楽器の音を聞いて、音楽の一部となること(sound)。Jazzとしての自由度を楽しむ余裕を持つこと(time,space)。作者のストーリーと自分のストーリーをリンクさせ、自分がイメージする情景、色や匂い、心の動きを歌で伝えること(feeling)。こういうのが自然に流れるように(flow)できるときは、きっと良い音楽になっている。そんな瞬間が一瞬でも多くありますように。



■3/3tue 六本木 Satin doll
18:00open 19:10〜 20:50〜 22:20〜(3set入替なし)東京都港区六本木4-11-5 六本木ビルアネックス4F 六本木徒歩3分 03-3401-3080 with 福田重男pf 高瀬裕bs 安藤正則ds Guest vocal 祐生薫 Mc2500円
http://www.leglant.com/satindoll/
ありがたいことにお席が徐々に埋まりつつあります。お手数ですがぜひご予約をお願いいたします。