父の日とBeatlesとマントラと

父の日プレゼントにBeatlesの譜面集を購入しました。父は若い頃趣味でギターをやってまして、今でもカントリー&ウェスタンの曲やBeatlesの曲を時々ポロポロとギターで弾いているのです。楽譜でもあれば、もう少しギター練習して老化防止になるかなーと思いまして。あと、私も最近、Beatles歌う機会が多いので、手元にあった方がいいな、というのもあり(まあ、ほぼ自分用?)。


私のBeatles初体験は、小学生の頃、ラジカセを2段ベッドに持ち込んで、レコードを録音したカセットテープを寝る前に聴いてたという記憶。中でも【Come together】がお気に入りでした。IntroやInterludeに「シュッ」って歌ってるんですけど、あれが子供心に「かっこいいな」って思ってたんですよね。周りの子がみんなアイドルの歌を歌っている中、「シュッ」とか口ずさみながら、ランドセルしょって学校行ってました。日本の歌謡曲にあまり興味が持てないのはこの頃から変わりません。


最近はリクエストいただいた【Across the universe】を練習中。この曲、Beatlesメンバーがちょうどヨガに傾倒していた時に作った曲で、John Lenonが作った歌詞にマントラが出てくるんですよ。この曲に今、出逢うというのは自分にとって意味がありそうです。
〜Jai guru deva, Om.〜「Deva導師に感謝を捧げます、オーム」という意味。


あの事件で「オーム」という言葉のイメージがとんでもないものになってしまってますが、「Om」とは「a・u・m」の三字からなると解釈され、それぞれ「創造・維持・終滅」を表します。「Om=宇宙」と考えると解りやすいかな。日本語にもなっている「阿吽(あうん)」はこのOmに由来し、同じく「万物の始まりと終り」を示すとされています。今、私の受け持っているクラスでもこの「a・u・m」を唱えながらアーサナ(ポーズ)をやってもらってますの。


【Across the universe】で繰り返される歌詞「Nothing's gonna change my world」。今の自分としてはこんな風に解釈しようと思います。


万物の始まりと終わりを内包する、
この壮大な宇宙(アートマン)の一つである自分。
そして自身の中にもその宇宙(ブラフマン)を持つ自分。
自分以外の何をもっても自分の世界を変えることはできないのだ。
Nothing's gonna change my world...


6/18 mon 大塚 Donfan 
20:30〜 22:00〜(2set) MC¥3000 
with 成川修士 guitar 佐藤慎一bass 海野俊輔drums 
03-3945-0529 豊島区南大塚2-32-8.B1F 大塚駅5分
http://www009.upp.so-net.ne.jp/donfan/


【Across the universe】間に合えば月曜日のライブでも歌うつもり。雨の月曜日...になってしまうかもしれませんが、雨だって、水の星である地球の恵みですからね。なんだか話が壮大になってしまいましたが、いつもの私でお待ちしております(笑)!