Donfanでのライブ、そしてworkshop

来週の木曜日は大塚Donfanでライブ。今回はギターの成川さんとDUO。いつも成川さんの引出しからは色んなアイデアが飛び出してきます。私もいつもワクワクしながらの真剣勝負。今回もどうなることか楽しみです。

◆10/18日(木) 大塚 Donfan◆
豊島区南大塚2-32-8.B1 03-3945-0529 with Guitar 成川修士
http://www009.upp.so-net.ne.jp/donfan/

Donfanでのライブも回数を重ねてきました。少しずつリラックスして歌えてきたかな。

実はここ1年ほど2か月に1回Donfanで開催される、大野えりさんのworkshopに通っています。(素晴らしいvocalsit大野えりさんリンク)参加者はDonfanの看板娘しのぶさん、と同世代の女性vocalist二人。

このメソッドは歌を習うというのではなく、歌を歌うための方法に気づくWorkshopだと思って通っています。Workshop形式なので、自分以外の人がやっていることで気がついたり、お互いの声が変わっていったりするのが解って面白い。(ただこれは同レベルじゃないと面白くないかもしれないけど)

Workshopは3部形式で、第1部は体操のような、体づくり。ヨガマットやバスタオルを敷いて、床に座ったり、寝転がったりしながら、全身をひたすらゆるめて、でもしっかり骨盤で支える体を作っていきます。第2部は歌うための呼吸法。その体づくりの姿勢から呼吸を体にどう通していくか。声を出していくために顔をどうやって使っていくか。呼吸を声にしていくための方法を繰り返し。第3部はその声をつかって、どう歌を歌っていくか。(ここは一人10分くらいのワンポイントレッスン)

実はこの第1部に、ほぼヨガの要素が含まれています。なので、私としては毎回いろんな発見があって本当に面白い。前回は「ここまでお尻を下げるんだ」と気がつき、歌う姿勢が少し変わりました。ヨガと歌のメソッド違うところと言えば、ヨガは緊張と弛緩を繰り返し、鍛えていくところ。このメソッドはひたすら弛緩をしていくところ、かな。この体を弛緩(緩める)という行為が難しいのですが、ヨガをやっているお蔭でこの「緩める」行為が少しずつ自分のものになってきたような気がします。

「歌を教えないの?」と言ってもらえることがありますが、私自身、歌を習う、教えるってすごく難しいことだとずっと思っています。歌を歌うって、先天的なもの(声帯、耳、骨格)が要因していて、「これをやったから、必ず歌がうまくなる!」ということはないと思うのです。練習しなくても歌が上手い人、たくさんいるし。。。何をやっても音がとれない人もいるし。。。もう、歌い始めて●●年だというのに、私自身未だに試行錯誤。未だに綺麗にビブラートがかからないので、ここ数年はノンビブラートでどこまで表現できるかに挑戦しています。

理想は無理のない力ですーっと流れていく気持ちの良い声。
パワーじゃなく、フローする声を目指したいな。
そう、私の人生のテーマ「フロー」。