フロー状態

昨日の日記の続きになるのですが、
トリノオリンピックでの荒川静香選手の演技、そして前後のコメントを聴いて、歌でもスケートでも同じだなと、強く思いました。邪念なく、自分の演技に完全に集中した、荒川選手を、スケートの、オリンピックの神様は祝福☆

コメントで印象的だったのは「(フリーを滑っている4分間)今までの競技人生が次々と思い出された。」「自分自身も鳥肌がたつような演技」という言葉。まさに荒川選手の意識はフロー状態※だったのではないでしょうか。実際にいる自分の意識とは別に、それより少し高い位置で離れたで見るような、俯瞰するような意識を持つ状態のとき、時間が実際の時間より長く感じ、色々なことが思い出されるようなのです。多分この状態のとき、神様が降りてくるのではないかな・・・。

実は、私も何度かこのフロー状態を経験していると思っています。もちろん、世界の大舞台でというわけではなく、高校のミュージカルの本番、大学の学園祭の大教室でのステージという小さなものですが。この瞬間を捕まえたいがために音楽をやっているようなものです。そのためには、やることがいっぱい。大変だけど、楽しいんだよね。

※フロー状態:実は卒論で書こうとしたテーマ。難しすぎて挫折したけど・・・。詳しくは是非お酒をお供に語り合いましょう。勉強し直しておきます(笑)。