カンタービレ〜歌うように〜

カンタービレ【(イタリア)cantabile】音楽用語で「歌う」ように

幼少の頃から指導者に言われることはいつも一緒でした。「歌うように」。小学校の頃のアンサンブルの譜面には汚い字で「うたえ」「うたうように」と書いてあります。しかし「歌を歌っている」私。歌い手が「歌を歌う」ということはどういうことだろう・・・とずっと考えてきました。そして今も考えています。

楽器演奏者が「歌を歌うように」表現するのであれば、「音」と「言葉」がある歌い手はそれを超える表現を目指すべきだとずっと思っていました。自分の曲でないならば、作者が伝えたいストーリー、風景、匂い、色、味・・・。それを想像するためには自分の経験、心が豊かである必要があるのです。

春の甘い匂い、澄み切った空の色、人を傷つけた苦い心の痛み、荒涼とした風景。想像したものを、自分の声を言葉に乗せ、創りだしていく。

『表現力=想像力+創造力』

(乱筆です あとで多分書き足します)