夏の終わりに

今日で8月も終わり。今週末はたくさんのinputをしました。


金曜日は、中目黒の楽屋へVice Versa&コーコーヤのjointライブを見に。コーコーヤさんのリーダーで、素晴らしいギタリスト笹子重治さんは、前から音は耳にしていて憧れていた方。今回生で初めて拝聴したのですが、一本のガットギターから、たくさんの楽器の音がしてくるような豊かなsoundに最初の4小節で釘付けになりました。超絶技巧なはずなのに、さらりとした表情で鼻歌でも歌うように紡がれる音楽がすーっと身体にはいってきます。写真は初公開?のウクレレを携えて。

Vice Versaさんの「感情のカレーライス」、今回はバイオリンとギター加わった編成で聞けたのが嬉しかった。ノルタルジックな感じが増して、とてもよかったです。映画の挿入歌にでもなりそう♪
http://viceversa.jp/


土曜日は、ボーカリスト仲間の佐々木朝美さんから急遽お誘いいただき、東京ジャズfesの夜の部へ。ともちゃん、ありがとう!上原ひろみガリアーノ、ミッシェル・カミロという超絶技巧グループの組み合わせ。正直最後は耳が疲れましたが、上原ひろみさん、凄かったです。テクニックも、エネルギーもステージから溢れていました。バンドアレンジも面白かったのですが、ソロをもっと聞きたかったなあ。タップの熊谷和徳さんとのduoが年末にも予定されているようなので、ぜひぜひ見に行きたいです!学生時代良く聴いていたミシェル・カミロ氏、巨匠の風格。超高速「Giant Step」目が覚めます(笑)。


日曜日は、珍しくクラシックのコンサートへ。毎年夏行われているサイトウキネンフェスティバルのオペラを見に、長野県は松本市までドライブ。昨年ご一緒したダンサーの寺坂薫さんが出演されるとのことで、奮発してチケットを購入。小澤征璽さんの指揮するオケも一度は見たかったので。演目はヤナーチェク:オペラ「利口な女狐の物語」動物の世界中心のファンタジックなストーリーでした。艶やかなソプラノ歌手も、美しいダンサーも出演者の半分以上が動物か昆虫の着ぐるみをかぶってというなんとも不思議なオペラでした。
http://saito-kinen.sailog.jp/skf/2008/08/post-08f7.html
毎日電車に乗って、都内へ通勤、帰りにジャズクラブ(出演したり、観客でいったり)というのが定番の私にとって、ドライブも、オペラ鑑賞も、私にとっての「非日常」だったので、良いリフレッシュの一日となりました。


このinputを自分のouputにいかしていかねば。明日から9月、気持ちを新たにがんばります。