ラヂオの時間 エクリュな空間

昨日のスーパーデラックス、200人近いご来場の中、ルッシュワルツの「ラヂオ」初日が終了しました。私は第一部のメンバーのソロ作品の一部に出演。寺坂薫さんと「ecru」をパフォーマンス。


薫さんが選曲したsigar rossのインストゥルメンタルのナンバーをベースに、Edgae allan poeの詩を朗読、曲と詩と薫さんのダンスに合わせて、私は即興で歌うという内容。


シンプルな曲なので、スケールなど難しいことは考えず、感性のみで歌っていますが、音楽表現的には、ペドロアズナールの発声方法と、keith jarretのケルンコンサート、part1(後半)参考にしました。


普段とは違う共演者、ステージ、観客という中、今私の中にあるもので、薫さんの柔らかな動き、表現したい「気」の流れ、「音のもつ余韻」、おおらかな優しさをイメージして、言葉と音をエクリュの空間の中に、拡げていきます。


昨日見ていただいたお客さまからも、素敵な感想をいただきました。今日はさらに空間が拡がるように。見ているみなさんを優しさで包み込むように、薫さんと二人で表現したいと思います。


そして第二部、「ラヂオ」の時間。私は客席でみましたが、時間を忘れる程のパフォーマンスです。ロングヘア、ロングドレスの美しく力強い女性が9人揃うのは圧巻。途中、コミカルにipodをもって踊るシーンがあり、そのままappleのcmに使えそう。まさに現代的な、コンテンポラリーな、ダンス。

演出、振付、主演の全てをこなすルッシュワルツのリーダー内田香さんのクリエイティビティ、エネルギー、カリスマ性に素晴らしいスタッフが集まって、作品が作られています。今回、私も参加できることは、本当に光栄。今日は当日券もありますので、ぜひお越しください。私あてご連絡いただけると、前売りでお入りいただけます。