Eu tenho que estudar muito português....

「私はポルトガル語をたくさん勉強しなくてはならない」(今日習った文章)
はい、今週木曜日にポルトガル語の中間試験があるのですよ。まったく試験が目前にせまならいと勉強しないのは、歳をとっても変わりません。


上智大学ポルトガル語講座に週2回通うようになって、約2ヶ月。GIG以外はちゃんと休まず授業にでております。とにかく進みが早くて一度休むと簡単には追いつけないのです。今日、ワンクール先輩の中級クラス(私は初級クラスです)のおじさまとお話したのですが、「初級はかなり進みが早いですよ。がんばって。」とのこと。「そうだよね、進み早すぎるよね!」と少しほっとしました。ラテン語特有の、「男性形」「女性形」「縮合形」の変化が本当にやっかいですが、これはもうパターン覚えてあとは慣れ。がんばって口で覚えようと思います。


クラスの人数は20人ほど。お仕事リタイアしたおじいさまから、高校1年生まで、幅広い年齢層の方々に混じって勉強しております。日系?世のブラジル人、ブラジル人を奥さんにもらった男性、ブラジルに留学する予定の学生、スペイン語はペラペラの大学生、とにかくブラジルが好きなお姉さん、ブラジルとのビジネスがある会社の社長&社員、ダンスの先生。私と同じように歌を歌っているという人は他に二人もいました(一人はサンバのシンガー)。色々な人と机を並べて勉強する、って緊張感があって良いですね。


今日の会話/口語の先生は日系?世のブラジル人の女性で、上品でとっても発音がきれい。先生は日本語がちょっと不自由(ブラジル生まれブラジル育ち)なので、生徒皆で日本語訳を助けたりしながらの授業ですが、とっても解りやすく90分の授業があっという間。時間が早く過ぎるって、集中してるってことかな。


発音に耳が慣れてきて、多少語彙が増えてきたので、brazilの曲聴いて、なんとなーく単語が拾えるようになってきのが嬉しい。という訳で最近は、MPBばっかり聴いております。そんな中、特に感動した1曲。
「Encontros e Despedidas 」Milton Nascimento作曲、歌はMaria Hita(Elis Reginaの娘)。「出会いと別れ」最初にこのタイトルを知らずに聴いたのですが、ちょうど自分自身がそんな状況でした。素晴らしい音楽は国も言語も超えて人を捉えるんですね。抑制された中に、渦巻くような感情が秘められていて、聴く人の心をとらえて離さない。こんな歌が歌いたいです。
世の中にまだまだ自分の知らない素晴らしい音楽、音楽家がいると思うと、貪欲に音楽を聴かなければ、ね。