今週ipodに入れたアルバム

今年のお正月にお年玉?でipod(160GB)をいただいたのに未だに使いこなせてないのですが、今週は大御所jazz vocalistのアルバムを2枚入れました。自分用メモ。

Loverly
Cassandra Wilsonの新譜ようやく手に入れました。今回のレコーディング用にスタジオを作って創られたセルフプロデュースアルバム。久々にスタンダードを取り上げていて、旧知のメンバーを集めて、リラッスした雰囲気の中でライブレコーディングしたみたいです。音もあまり作りこまれていないラフな感じ。
スタンダードを取上げたアルバムではピアニスト、ジャッキー・テラソンとの競作張り詰めた感溢れるアルバムも凄く好きなのですが、こういう柔らかく緩やかなカサンドラもまた良いです。感覚的には聴いていて自分の奥深い部分が癒されます。日々の疲れとかではなく、自分の心の奥底にあるマイナスの感情をふっと持ち上げるようなそんな感覚です。タイトルになっている「Wouldn't It Be Loverly」はMy fair ladyの挿入歌。lovelyじゃなくて、loverly・・・恋人みたいじゃない?カサンドラの歌い方も軽やかで可愛い・・・珍しいかも。アレンジも面白くて、ミュージシャン的に参考になるところ満載。Caravanの最初、ノンコードで歌っていて、ゾクゾクする。私のjazz事始め(聴き始め)が、エラのベルリンのライブと、カサンドラのNew Moon Daughterで、それ以来のファン。エラとカサンドラって両極端な気がしますが、どちらも私は好きだし、影響を受けています。
テネシー・ワルツ / RendezvousNew Moon Daughter




Dianne Reevesは今日青梅の図書館で借りてきましたので、これから聴きます。青梅中央図書館、えらい(ミカちゃんのセレクトかしら?)!何気に青梅ってjazzファンが多いのかもしれません、数年前お寺のコンサートにロン・カーター来たし。青梅市民の皆さん、是非応援よろしくお願いします(笑)。

Little Moonlight
Dianne Reevesは大学時代に、何曲かコピーしました。jazzじゃなくてFusion的アレンジの曲。「Hello」って曲をバックコーラスがTake6で、凄く厚みがあってかっこよくて、一生懸命耳コピして、つたない譜面に起こしたなー。エレベのチョッパーのリフとか歌えます・・・懐かしいなー。Dianne Reevesは同じ曲を別アルバムでjazzアレンジでやっていてそれもドライブしていて良いのです。
Never Too FarQuiet After the Storm




Dianne ReevesCassandra Wilsonも、jazzは当然素晴らしく高いQualityで歌えるんだけど、ちゃんと自分のルーツミュージックや時代感を持っていて、それらをきちんと消化して、自分の作品にしているのが素晴らしいなーといつも思います。憧れだけじゃなくて、少しでも取り入れて近づかなきゃね。さーおべんきょー。