Super deluxe!

日曜日、西麻布Super deluxeにて。文字通り私にとって「Super deluxe!」な時間でした。時間をかけて一つのステージを作り上げるって、時間もお金も労力もかかるけど、終わったあとのbeerが旨い(あえて美味しいとは言わない)こと!


色々思うことはあるのですが、とにかくやって良かったと思えるステージでした。昔は、自分一人では何もできない(楽器も満足に弾けない。DTMも使えない。歌うことしかできない。)と自分を卑下していたけれども、こうしてそれぞれの得意分野(=才能)を持ち寄って、一つの作品を作っていけるのはとても素敵なことだと思える時間でした。最近、どんどん素敵な人との出逢いが増えている気がします。歌を歌っていたからこそ、逢えた人たち。こういう風に歳をとっていくのは悪くない。


今回はJazzから離れたステージでしたが、離れることで何故自分がJazzを求めているかもよく解ったし、Jazzを経験しているからこそできたことがたくさんありました。そして自分自身が「歌を歌うこと=表現すること」について、真剣に考えた時間でした。


私の歌は「楽しくも派手でもない、=entertainment性に欠ける歌」なのは、何年も歌っていれば自覚していること。でも地味でも暗くても、自分が音楽から与えられたこと、自分が美しいと思うこと、自分の心に描くことを真剣に表していけば、届くところには届くのだと。少しは自分の歌の力を信じてもいいのかもしれない、と思いました。まあ、自分がやりたいこと、思う世界を描くにはもっともっと努力して基礎技術を磨かないといけませんが。また今日からまた地道に自己研鑽に励みます。


写真は、ダンサーのジョニーちゃんと乾杯の図。人生初のモードメイク。目がいつもの1.5倍くらい!カメラマンによる写真は後日アップいたします。