Alice Ricciardi @cotton club

今日はVocal仲間のミワクンからお誘いいただき、丸の内のcotton clubへ。会社帰りに5分でjazz clubに行けるって幸せ。Viva!丸の内。


本日は、イタリアのジャズボーカリストAlice Ricciardi(アリーチェ・リチャルディ)。美形で、某ミュージシャンもオススメしていたので、ワクワクしながら会場に入ると、某TV局のお偉いさんであり、耳の肥えたベーシストのKさんの姿もあり、期待度UP。

http://www.myspace.com/alicericciardi

Aliceは期待通りの面長イタリア美人で、スタイルも抜群でした。今日は黒いワンピースでしたが、黒髪なので赤いドレスなんか似合いそうです。声質がsoftでwarmで初期のCarmen Mcraeを彷彿とさせ、選曲やフレージング、タイムのとり方、声の処理の仕方などもやはりCarmenの影響が感じられます。演奏はピアノトリオで、ピアニストがアレンジメントもしているよう。音数が多く、タッチも強く、ゴリゴリ弾くタイプの若いピアニストで面白かった(風貌も)。


惜しむらくは、vocalにリバーブがかかりすぎて、全部モヤモヤしてしまい、PAが彼女の良い声質、swing感を殺してしまっていました。本当にもったいない・・・。1曲目のtime after timeなんかとても歌いにくそうでしたもの・・・。


音楽を生かすも殺すもPA次第だなーと改めて。そういえば、数年前Diana krallの渋谷オーチャードホールでの公演を聴きにいったのですが、高音が強くですぎていて、キンキンしてしまい、これももったいなかった。


私も音量、音圧、迫力で聞かせる声ではないので、PAにはもっと気を使うべきだなと。そういえばKALUA時代、代々受け継がれた立派なPAセットがあり、vocalはPA操作必修だったのですが、できる人任せであまりちゃんとやってなかったな・・・。バンド初心者でいきなりバンドサウンドのバランスとるのは難しかったんですよね。最低限、自分の声の特徴を生かすPA操作を自分でもできて、それをちゃんと人に伝えることができると安心。人任せにしないで、自分でもちゃんとできるようにしなきゃ。


さて、そのほかにも色々勉強になるステージでした。来月はBluenoteCassandra Wilsonを聴きに行く予定。楽しみです。