「緊張」と「呼吸」の関係

本日、追い込みでYIC(ヨーガ二ケタン インストラクターコース)第五回講座の宿題(レポート)をやっております。今回の宿題はプラーナーヤーマ(呼吸法)について。第三問は下記のような問いだったので、歌のことを書いてしまいました。


「自身の呼吸が早まり行動が粗雑化したと感じた体験。反対に、呼吸が鎮まり行動の質が高まった体験を、それぞれ、いつどこでどのような体験だったかを具体的に書け。」


「人前で歌うという活動の中で、「緊張」は程度の差はあれ、どうしても毎回生じてしまう。準備が十分でない時のライブは、より緊張してしまい、自分の呼吸は無意識に早くなり、脈をうつ速度も速くなる。呼吸が浅いので、ロングトーンもうまくできなく、良い歌が歌えない。また呼吸が浅くなると視野が狭くなり、自分のことで手一杯になり、全体のことを考える余裕がなくなる(行動の粗雑化)。逆に十分な準備ができた場合、または自分の負担が少ない場合は、緊張せずゆっくりと落ち着いて呼吸ができ、ボイスコントロールが可能になる。心も落ち着いて全体を観る余裕が生まれる(行動の質が高まる)。

最近は、歌う前に必ず、深呼吸と身体を緩めることを課している。緩めようと意識しても、身体は過緊張状態で、なかなかほぐれないため、ブリージングエクササイズ、声を出しながら身体を動かす簡単なアーサナをするようにしている。声を出すことで、呼吸を意識することができ、呼吸が長くなると、次第に興奮は落ち着き、緊張が緩んでくると感じる。」


まあ、しっかり準備すれば、不必要な緊張もせず、ゆっくりとした呼吸で良い歌が歌えるってことです。準備してもそれでも緊張してしまうのは、自分自身で自分に負担(プレッシャー)をかけているということなのだな。例えば「○○さんが来てるから、いいところ見せなきゃ」とか(笑)。当たり前だけど、ライブ当日がんばるのではなく、日々の練習、準備をがんばって、当日はできるだけ緊張しない状態をつくる、ということが歌にとって大切なことなのだと改めて思いました。


ヨガの宿題も歌にいかさなくちゃね。卒論のテーマも歌に絡めることができたら楽しいかも!歌もヨガもがんばります〜。